26 NOV. 2019 up date
note et silence.のベーシックスタイル
歳を重ねるごとに、ベーシックな洋服がクローゼットの割合を占めるようになったなぁ、と思うこのごろ。
着心地や合わせやすさを求めつつ、周りとはちょっと違うエッセンスもほしい...
なんて欲張りなのが本音だったりします。
今回ご紹介するブランドnote et silence.が考えるのは、「今日いちばん気持ちいい服」を作ること。
普遍的だけど、どこか違う。そんな遊び心も満たしてくれるブランドです。
デザイナーに聞いた、ひとつひとつのこだわりとともに、ゆっくりご覧いただけたらと思います。
- BRAND CONSEPT -
音符には、いろいろな形や音があり
古くから親しまれている。
普遍的で変化はしないが、
組み合わせ次第で新しいものへと変化する。
ユーモアと遊び心のある女性へ、
新しい上質なファッションを発信する。
PICK UP ITEM 01
ガンクラブチェックリバー
ジップブルゾン
生地から開発した、季節に左右されない万能ブルゾン
まず最初にご紹介するのは、ゆったりとしたメンズライクなブルゾン。こちらのブルゾンはなんと、日本屈指の毛織産地、愛知の「尾州」で職人さんと一緒に素材から開発。
両面ウールを含んだ生地を使用し、二重織り(2つの生地をはりあわせた生地のこと)にすることで裏地がなくても、ハリとボリュームのある立体的な雰囲気に仕上がります。
インナーダウンやスエット、ローゲージなニットなどのボリュームのあるトップスにもするっと羽織れます。
とにかく軽く、ロングシーズン楽しめるのも魅力的。
そして、実はこちらの生地ではブルゾンのほかに、ロングアウターとスカートもご用意しています。
セットアップで合わせるのも素敵ですね。
PICK UP ITEM 02
せせらぎ/ワッシャー加工
アシメヘムブラウス
ひと手間加わった、note et silence.の定番ブラウス
次にご紹介するのは、スタンダードなかたちとは違う、ちょっとエッセンスを加えて仕上げた、
note et silence.らしいブラウス。すそはアシンメトリーになっていますが、スリットの高さは同じ。
これは、パンツのポケットに手を入れやすいように、というデザイナーのこまやかなこだわりです。
<WHITE>
シロブラウスは、高密度なタイプライター生地に「せせらぎ」という加工を施しています。この加工を施すことで、表面の毛羽立ちは少なく、なめらかな表情に。ハリやコシは残っているので立体感があり、カジュアルなボトムに合わせてもシャープな印象になります。
<BLACK>
一方、クロブラウスはFINXという高品質なエジプト綿を使用したブロード生地に「ワッシャー」という加工を施しました。この加工は、あえてシワ感のある表情を作ることでカジュアルに見えて、普段使いしやすいように工夫されています。
生地からデザインまで、一貫して追求されている着心地のよさと使いやすさ。シンプルなものにこそ垣間見える、こだわりのブラウスです。
PICK UP ITEM 03
グルカデニムパンツ
前も後ろも、サイドもかわいいデニムパンツ
どこから見てもかわいいデニム。
「グルカパンツ」というミリタリーパンツのデザインをとり入れた、ワイドな主役級デニムです。
股上を深くすることで、ミリタリーテイストながらかわいい雰囲気に。後ろのボリューム感は、デザイナーもお気に入り。
サイドのベルトをぎゅっと絞ることで、ウエストの調節が可能。シンプルなトップスをインしても、ベルトのおかげで、こなれた印象に。写真の薄いブルーは、「ストーンバイオ」という加工を施しており、あえてダメージを与えることで、古着のような雰囲気を作りだしました。
ところどころにあるほつれは、なんと職人さんが手作業でひとつずつ作っているそう。
「お気に入りのデニム」っていう安心感。無意識に手に取ってしまう服。
心の友のような、そんなデニムです。