20 MAR. 2019 up date
花と音楽
フラワーモチーフの春アイテム
花と音楽
東京では桜がもうまもなく桜が咲き始めそう。
街中の花々も芽吹き、
装いも軽やかになって外出が楽しみな季節。
ショップにも春らしい明るいカラーや
プリントの新作が続々と入荷しています。
今回は「花と音楽」をテーマに
フラワーモチーフの春のアイテムを
着こなしてくださったのは音楽&ファッションライターの多屋澄礼さん。
コーディネートから広がる音楽とストーリーも
一緒にお楽しみください。
Feist - "Pleasure"
心がパッと華やぐような花々が咲き乱れる垣根に現れた扉、それはきっと秘密の花園の入口。
「これは私の喜び、そしてあなたの喜び、その喜びのために私たちはここに存在している」レスリー・ファイストはこう歌った。そして私たちは自分たちの喜びのために花柄のワンピースを羽織る。
それはまるで彼女が飛び込んだ垣根のように美しく、心を喜び（=Pleasure）で満たしてくれる特別なワンピース。
Vashti Bunyan - "Lily Pond"
The Parallelograms - "Dream On Daisy"
ひな菊をおはじきみたいに沢山並べてスカートに。
そんな乙女チックな妄想がこんなに可愛くなるなんて誰も想像できなかったはず。ロシアやチェコなど東欧の骨董市から発掘してきたようなオリジナル・ファブリックが醸し出すノスタルジーを愉しみながら、これからやってくる楽しい季節への期待と夢でスカートをふんわりと膨らませて。
Honey Hahs - "Olive Green"
こっくりとした深いオリーブ・グリーンの上に咲くのはインド南東部、コロマンデルで培われた伝統工芸の花たち。その花柄を現代に解釈したオリエンタルなデザインは懐かしさと新しさを感じさせてくれる。
そしてロンドンでその活動をスタートさせたばかりの三姉妹バンド、ハニー・ハーズもまた耳馴染みの良い懐かしいメロディーを今に生きる女子ならではの感性で素材をさらに輝かせている。
軽やかにパンツの裾を揺らしながら、あどけなさの残る少女たちの歌声に耳を傾けてみて。
AMB100貨（アンビ・ヒャッカ）は、100年続く、100社以上のもの、ことを集めたAMBIDEX百貨店です。
SELECTIONは、もの通じて、楽しい、すてき、おいしいなど、心が動く瞬間をお届けします。
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