12 OCT. 2018 up date
アトリエを訪ねてvol.1 SWEETCH 〈3〉
架空のお店をつくる
---オーダーケーキ、イベント出店、ワークショップとたくさんの場所でお菓子を使った表現をされていらっしゃいますが、これからさらに挑戦してみたいことはありますか?
「架空のお店をいろいろな場所で作れたらいいな、と思っています。
『小さな檸檬洋菓子店』というイベントを毎年と『ROMANTIC HOTEL』というイベントを毎年恒例のように開催しようと考えていて、 架空の菓子店やホテルを様々なショップの空間を使って、神出鬼没にオープンさせています。
そして、それぞれのテーマに合わせて作ったお菓子を提供しています。
場所によって自分の気持ちもガラリと変わるし、テーマに沿って内容を考えるのもとても楽しくて。いろいろな場所でやってみたいですね。」
-------場所を持たずに、空間に合わせたお菓子作りをされている笠尾さんならではの試みですね。
これからどんな空間とお菓子が生まれるのかとっても楽しみです。
今年、笠尾さんのお菓子を食べることができるイベントがあったら教えてください。
「こちそのクリスマスもクリスマスケーキと焼き菓子の販売をします。詳細は12月になってからお知らせする予定です。
その他のワークショップやイベントに参加する情報はいつもSNSでお知らせしているので、そちらをご確認いただければ。」
〇スペキュロス(スパイスクッキー) 〇紅茶とアーモンドのクッキー 〇ジンジャークッキー 〇チョコクッキー 〇バニラと黒胡椒のクッキー 〇かぼちゃとローズマリーのショートブレット 〇チーズとオレンジのクッキー 〇コーヒーメレンゲ
味だけではなく、食感もそれぞれ違います。並べるとテーブルが華やかに。AMB100貨のロゴも忍ばせてくださいました!一口でパクリと食べられるサイズ。食べ始めると止まらない・・・
-------さて、今回の瓶詰めクッキーのポイントは何かありますか?
「オープンのお祝いのような感じで、クラッシックな雰囲気を残しつつ、明るくにぎやかな感じのクッキーを作りました。
そのままテーブルに置いてみんなで分けながら食べてもいいし、日持ちがするので、一日のご褒美として毎日少しずつ食べても。
季節感が伝わるように秋らしい味をちりばめています。」
-------スタッフで試食させていただきましたが、食感も味もそれぞれ違っていて、
味を当てたり、『私はこの味が好き!』とか話しながら食べるのが楽しかったです。
ホームパーティーのお土産に持っていくとか、プレゼントにしてもいいですよね。
「ティータイムはもちろん、秋の夜長にお酒と一緒に楽しむ、なんていうのもおすすめですよ」